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『“1”から学ぶ「レビー小体病」』レビー小体型認知症サポートネットワーク東京シンポジウムレポート

2017.02.16

介護家族だけでなく、DLB患者ご本人、ケアスタッフの皆さん、医療関係者と病気やケアについて学び、支え合っていきたい、情報共有したい、そんな願いをもって取り組んでいるレビー小体型認知症サポートネットワーク(以下:DLBSN)東京では、レビー小体病の理解を目的に『“1”から学ぶ「レビー小体病」』シンポジウムを2月4日に開催致しました。


“1”から学ぶ「レビー小体病」プログラム
『レビー小体病の症状と診断』
DLBSN東京 顧問医 眞鍋雄太医師

『症例から学ぶレビー小体病の鑑別診断』
DLBSN東京 協力医 福井俊哉医師

『レビー小体病の運動症状と非運動症状の治療』
DLBSN東京 協力医 楢林洋介医師

『レビー小体病の在宅医療の現場における「薬とケアの最適化」はじめの一歩』
DLBSN東京 協力医 髙瀨義昌医師


DLBSN東京の代表である長澤かほる氏のあいさつの後、DLBSN東京の顧問医・協力医による講演が行われました。
専門分野の異なる専門家による様々な視点からの解説は、非常に有意義な講義で、参加者は真剣な表情で解説に聴き入っていました。
また、今回のシンポジウムでは、「レビー小体型認知症」ではなく「レビー小体病」をテーマに講演が行われており、眞鍋医師の解説の冒頭でその理由が説明されました。

「レビー小体型認知症」は、「レビー小体病」の疾患の一つであり、同様に「パーキンソン病」、「認知症を伴うパーキンソン病」も「レビー小体病」の疾患に含まれるとの事でした。
4人の医師による解説の後、シンポジウムの出席者からの質問に、登壇した各医師が答える質疑応答が行われました。質問に対し丁寧な解説を行う各医師の姿が印象的でした。

DLBSN東京では、原則2ヶ月に一度(偶数月)に交流会を開催しています。少人数のグループを作り医師を交えてディスカッションするので、解決の糸口が早く見つかります。患者さん、ご家族、ケア関係者、医療関係者、この病気を学びたい方、どなたでも交流会にご参加いただけます。
詳細は、「レビー小体型認知症サポートネットワーク」ホームページをご確認ください。

レビー小体型認知症サポートネットワーク
http://dlbsn.org/index.html

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