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大気汚染がアルツハイマー病の発症に関係か?

2016.09.16

大気汚染がアルツハイマー病の発症に関係か?>
英国ランカスター大学のバーバラ・メイハー教授らの研究チームは、大気汚染が深刻なメキシコシティ(メキシコ)とマンチェスター(英国)の住民人から採取した脳組織から「マグネタイト(磁鉄鉱)」の粒子を発見しました。

これらの粒子は、ヒトの体内で自然に形成されるものとは異なり、大気中にあった粒子が取り込まれたと考えられています。

磁鉄鉱粒子が脳に影響を与えることは証明されていませんが、磁鉄鉱粒子は特にアルツハイマー病について「重要なリスク要因」となる可能性があると考えられています。


米国科学アカデミー
PNAS - Magnetite pollution nanoparticles in the human brain
http://www.pnas.org/content/early/2016/08/31/1605941113

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