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2型糖尿病におけるインスリン抵抗性がアルツハイマー病脳のアミロイド蓄積を促進するメカニズムを解明(東京大学)

2019.04.23

東京大学と日本医療研究開発機構の研究では、

◆代謝負荷に伴うインスリン抵抗性が、アルツハイマー病の病因タンパク質「Aβ」の脳内の除 去速度低下による蓄積増加を引き起こすこと、その作用は食事制限で可逆的に改善されることを明らかにしました。

◆インスリンシグナルの障害そのものではなく、インスリン抵抗性の要因となる代謝負荷によ る細胞ストレスが、アルツハイマー病のアミロイド病態の進行に影響する可能性を示しました。

◆2型糖尿病がアルツハイマー病発症のリスクとなることは広く知られてきましたが、 その背後にあるメカニズムの一端を解明し、予防・治療法創出に向けた新たな標的を明らかにしました。

研究の詳細は、
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構のプレスリリースをご確認下さい。
https://www.amed.go.jp/news/release_20190412.html

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