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大麻の物質が脳に悪影響 認知症での機能回復に応用できる可能性も(大阪大学)

2016.07.06

大阪大学大学院 医学系研究科 木村文隆准教授を中心とする研究チームは、大麻に含まれている物質(カンナビノイド)が脳の正常な発達を妨げることをマウスを用いた実験により確認し、米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」電子版に公開されました。

木村准教授によると、この実験結果により、大麻に含まれている物質が人体に害をもたらすことが確認されたと同時に、カンナビノイドの機能を止めることによって、神経回路の破綻を抑制できる可能性もあり、今後、脳損傷、認知症での機能回復に応用できる可能性もあるそうです。

大阪大学プレスリリース
http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2016/20160630_1

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